練習対局解説

対局
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はじめに

7月21日、花巻市の万代囲碁倶楽部にて練習対局を行ってきました。

対局相手は東北六県大会の大将戦で優勝した方で、こちらの碁会所の運営もされています。

31日には昨年同様、アマ竜星戦が岩手県独自で開催されるので前哨戦も兼ねた一局となりました。

持ち時間は大会と同じく40分切れ負け(準決勝以降は秒読み付き)で、私の白番となりました。

局面は便宜上、白番の私目線のものとなっています。

第1譜 1~21手目まで

白2・4の構えはおそらく初めて打ったと思います。

岩手の人にこの対局を見せたら私が黒番だと勘違いするでしょう笑

左下の定石進行はKさんが愛用しています。

黒21までよくありそうな局面ですが、AI的には白が作戦勝ちしているようです。

第2譜 22~54手目まで

左上白22のスソガカリからの進行は、白が少し不満なワカレのようです。

AIはスソガカリとカタツキを決めて他に展開する図を示しました。

参考図2-1

また黒39では40に出るのが打ち得だったようです。

参考図2-2

黒43では一度上からボウシして重くするところでした。

Kさんも局後に同じことを話していました。

参考図2-3

第3譜 55~98手目まで

黒55はこの一手という感じ。

白58では59と押すところだったようです。

参考図3-1

白76では黒2子を取るのが大きかったようです。

右上は安全で、切った白石は取られてもまだ活力が残っているからだと思います。

参考図3-2

黒81とツケたのが敗着となりました。

単に黒83と出ておけば互角の戦いが続いていました。

第4譜 99~154手目まで以下略

黒99には白100と打つのが正しい応手で、101に受けてしまうと2の上にツケまで利かされてしまいます。

白116のヒラキにまわって優勢を意識しました。

黒129で130に打てば白2子を取れますが、その場合は右下と下辺の黒を両ニラミにする予定でした。

白154にまわって盤面でも白が良い形勢となり、最終的には白7目半勝ちとなりました。

参考図4-1

まとめ

初めて打つ布石でしたが、自分の思った通りに進行して危なげなく勝つことができました。

この調子で31日の岩手竜星戦では自身初の連覇を目指してがんばります。

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