6月25日(金)、岩手県高校生囲碁講習会に講師として参加しました。
本イベントは私が高校生の時にも参加していました。
内容としては初心者に入門講座を行なったり、級位者の生徒たちはクラス別にハンデ戦での対局をして上位者には賞状と認定状が授与されます。
また全国大会に出場する生徒たちには講師による指導碁が行われます。
私も全国大会出場選手に2面・3面打ちを行いました。
例年とひとつだけ異なっていたのは、プロの先生がいなかったことです。
私が高校生のときにはプロの先生による講座や指導碁が行われていましたが、新型コロナウイルスの影響でお越しいただくことができませんでした。
そのほかにも詰碁の問題が出され、同じ高校の生徒たちが力を合わせて問題を解く姿もありました。
そして今回、講師陣のメンバーが6人と例年より多かったのには理由がありました。
盛岡の碁会所で六段の生徒がいるのですが、前回の講習会に参加した際に「物足りなかった」という発言をしたことがきっかけだそうです。
そのおかげで東北六県大会の選手や最近東京から戻ってきた私を含めて豪華な講師陣となり、全員と対局したわけではないですがほとんどボコボコにされていました笑
また彼は今年の高校選手権と和歌山で行われる高文祭に参加することになっているので、それまでに私が指導する予定となりました。
私は全国大会の個人戦ではいい成績を残すことができなかったので、彼には岩手の新星として結果を残せるように教えていきたいと思います。