岩手県ペア碁大会出場記録

日記
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8月11日(金・祝)、岩手県ペア碁大会に出場してきました。

昨年は初出場で惜しくも準優勝(決勝戦1目負け)だったので、今回は気合いを入れて臨みました。

本来は前回と同じ子とチームを組む予定でしたが、当日都合が悪かったため同じくスクールの生徒の高校生と出場することになりました。

当日参加したのは6チームだったので3チームずつに別れて予選リーグを行い、それぞれのリーグ1位同士で決勝戦を行うことになりました。

1局目は各リーグの3番同士が対戦(その後も手空きを避けるために全チーム隣のリーグと1回ずつ当たる)しました。

相手チームは私と同じく囲碁センター10段で、女性の方もチームメイトと同じく高校生と、似たもの同士の対戦となりました。

手合いは2子局で最後まで手堅く打たれてなかなか差を詰めるのが難しかったですが、ペア碁の特性を生かして徐々に追い上げて最後は持碁勝ちとなりました。

この勝ちで勢いに乗ることができ、2局目・3局目もハンデを負う手合いでしたが問題なく完勝しました。

決勝戦は隣のブロックの全勝チームとの対戦で、過去同じチーム編成で2回優勝しています。

対局はこちらの定先で始まりました。

黒11までは決勝戦が始まる前に決めた作戦どおりで進行しました。

実は今年の王座戦で優勝した時と同じ作戦です。

白44はよくある様子見ですが、相手のペアはそれを知らなかったため白46と打ってしまいました。

黒51と備えてはっきり黒優勢です。

黒63のコスミツケも狙っていた手で、先手で白地を削るつもりが白66がやりすぎで願ってもない大戦果を挙げました。

しかしその後の黒75(私の着手)がやりすぎで、多少の利き筋はあるものの持ち込みにしてしまいました。

それで焦ってしまいパートナーのことを考えず黒83とノゾいたのが悲劇の始まりで、黒85というこの世界で1番やってはいけない手を誘発してしまいました。

サカレ形は辛いので黒91から3子を捨てるムーブで修正しましたが、黒105は助けられると錯覚してしまったようです。

上辺で挽回しようとしたところ、白108(19の左)がやりすぎで黒が盛り返しました。

最終的には黒が勝ちでしたが、持ち時間40分を使い切ってしまい負けとなりました。

中央での私のミスで焦ったことで考えすぎてしまい、パートナーの分の時間を使ってしまったのが悔やまれます。

1人の時よりもペア碁の方が冷静さを求められることを実感しました。

パートナーの子は来年受験生なので次も一緒に組めるかはわかりませんが、もしできるのであれば優勝させられるようがんばります。

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