はじめに
2021年も残り数日となりましたが、皆さんにとって今年はどんな1年だったでしょうか。
私は2021年ほど囲碁一色だった1年は無かったと思っています。
なので今回は、囲碁一色となった2021年の振り返りをしようと思います。
前編となる今回は、東京にいた今年の5月までの話をします。
前編 東京にいるまで
囲碁インストラクターとして本格的に活動し始めたのも今年からで、原点となったのは新宿にある「碁席秀策」でした。
席亭やママさん、お客様全員に温かく接して頂きました。
毎週指導碁をしていた鈴木さんが1子強くなることができたのは私にとっても嬉しかったです。
GWには早稲田の囲碁部数人が来店し、たまたま居合わせた私が対局相手をしたこともありました。

洪道場で子どもたちと対局させて頂くことができたのはとても刺激になりました。
まさか小4の女の子に負けるとは当時は想像もしていませんでした笑
彼女は現在プロ試験で頑張っているようで、仲邑菫プロに次いで女流で期待されている存在です。
2度目にお邪魔したときはジュニア本因坊で入賞経験のある男の子と対局させて頂き、そちらはなんとか勝つことができました。

また今年は東京在住で最初で最後の大会であるアマ名人戦に出場しました。
1日目の予選は2連勝で突破できましたが、本戦1回戦で洪道場師範の方に敗れてしまいました。
しかし当時の実力を知ることができたのは非常に良い経験でした。
岩手に戻るきっかけ
そして洪道場で多くの子どもたちが勉強している姿を見たことで、ふと岩手囲碁界のことが気になって調べてみました。
すると小学生で初段以上がいないため少年少女を辞退するという、私が子供の頃からは想像もできないほど衰退していることがわかりました。
このままでは岩手囲碁界が壊滅してしまうという危機感を抱き、岩手県に戻って囲碁の普及をする決断を下しました。
今思うとこの決断をして本当に良かったと思っています。
後半では岩手県に戻って来た6月以降の話をします。
ぜひそちらも御覧ください。
